お米づくりは、種から始まります。
だからこそ、私は「どんな種を使うか」にこだわっています。



一般的な農業では、毎年新しい種もみを購入することが多く、 品質や収量が安定するように管理されています。

もちろん、それも大切な方法です。 ですが、その一方で、

・その土地に合った個性が残りにくい
・毎年リセットされてしまう

そんな違和感を感じていました。



「この土地で育つお米を、そのままつないでいきたい」

そう思い、始めたのが自家採種です。

自家採種とは、収穫したお米の中から種を選び、 翌年もその種を使って育てていくことです。

一見シンプルに見えますが、
実際には、毎年の積み重ねがとても重要になります。



同じ田んぼで、同じ環境で、同じように育て続けることで、

・その土地の気候
・水の性質
・土の状態

に少しずつ適応していきます。

その結果、 “この土地で育つためのお米”へと変わっていきます。



効率だけを考えれば、
毎年種を購入した方が簡単かもしれません。

ですが、自分で種をつないでいくことで、 お米の個性や力は確実に積み上がっていきます。



「毎年同じものを作る」のではなく、 「毎年、その土地に合ったものを育てていく」

それが、自家採種の考え方です。



このお米は、

・自然に近い形で育てられたものを選びたい方
・土地の力を感じるお米を求めている方
・本質的な食べ物を大切にしたい方

そんな方にこそ、届けたいと思っています。



種から、すべてが始まる。

だからこそ、毎年、自分の手でつないでいます。
上部へスクロール